ダイヤル式の金庫が開かない、しかも番号がわからない…。そんな緊急事態に、どうすれば良いのでしょうか。今回は、ダイヤル式の金庫で番号が不明な場合の対処法について解説します。まず、落ち着いて、番号をもう一度思い出してみましょう。誕生日や電話番号、記念日など、自分に関連する数字を組み合わせていることが多いです。また、番号をメモした紙や、金庫の取扱説明書などがないか、探してみましょう。もし、番号がどうしても思い出せない場合は、金庫のメーカーと型番を確認しましょう。メーカーによっては、番号照会サービスを提供している場合があります。ただし、番号照会には、本人確認書類や金庫の所有権を証明する書類などが必要になる場合があります。また、手数料がかかる場合もあります。メーカーに問い合わせても番号がわからない場合は、鍵の専門業者に依頼しましょう。鍵の専門業者は、特殊な工具や技術を使って、金庫を壊さずに開けることができる場合があります。ただし、金庫の種類や状態によっては、破壊開錠となる場合もあります。破壊開錠の場合は、金庫が使用できなくなるため、注意が必要です。鍵の専門業者に依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討することをおすすめします。また、見積もり以上の料金を請求された場合は、消費者センターなどに相談しましょう。自分で金庫を開ける方法としては、聴診器を使って、ダイヤルを回した時の音を聞き分け、番号を特定する方法があります。しかし、この方法は、高度な技術と経験が必要であり、素人には難しいです。また、金庫を壊してしまう可能性もあるため、おすすめできません。ダイヤル式の金庫の番号を忘れないように、日頃から対策を講じておくことが大切です。番号をメモして安全な場所に保管したり、定期的に番号を変更したりするなど、自分に合った方法で対策を行いましょう。